大阪都構想における住民投票、否決

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タイトル通り

橋下市長の政治的、命題であった大阪都構想のスタートになる、5月17日の住民投票が否決されました

正直な話しで言うと、投票率上がったらアウトと思っていましたので結果には驚いています。

投票率も高く、結果も僅差

橋下市長は、晴れやかな顔で政界引退も発表されました

 

個人的には、橋下氏には、大阪(日本も)を変えて欲しいと思っていた政治家でした。

東京一極集中ではなく、関西などの地方都市の盛り上がり
これは重要なテーマで、それを実現できる可能性を持って居る

その上で、日本の宰相になれる可能性もあったと考えています。

能力を示すのは、ただ一つ、平松市長との市長選。
これを制した。全てです。

地方選挙を経験するとよく判りますが、当時の平松市長を破ることは、恐らく誰も想像出来なかったでしょう。
それほど大阪の闇が根深いし、組織の力というのは地方選では鍵になってくるからです。
しかし、それを相手にしても、勝ってしまった。
僕は、本当に鳥肌が立ちました。

しかし、その後の堺市長との物別れ、慰安婦発言、大阪都構想の何度も否決される過程で、維新は本当に、橋下さんにおんぶに抱っこになってしまいました。

もう一枚看板が居れば、展開は変わっていたのでしょうが、昨年中盤くらいから、維新は方向性を見失っていました。

その過程の最中での、公明党との連携による、住民投票法案可決今回の、住民投票でした。

橋下氏の政治生命は、大阪都構想成立。
7年の過程の中で、マスコミ、民意、政治家に疲れて居たのではないかなと考えています。良い時はぶら下がり持ち上げ、駄目な時は離れていき、こき下ろす。本人は、呆れていたのではないでしょうか?

そして、維新の党も、衆院選は微妙な結果、統一地方選挙、市長選まで、大きい手も打てません

その背景も含めて、この奇策でした。

住民投票の、表面的な物だけを捉えて、評価をすると本当に判断を誤ります。住民投票成立するまで過程、今回の住民投票での議論内容。実際に、協定書を読んで、それを納得して賛成している人は、どれだけ居るのでしょうか?
松井知事&橋下市長体制になって、既に5年近く。
それでも実現できないことが、制度だけ導入して何を変えられるというのでしょうか?
都にもならないのに都構想。
論点を3つくらいに絞り、判りやすく説明
ディテールを批判するのは止めときますが、聞こえが良い説明だけで乗り切れると考えたのは甘すぎると言わざるを得ません。

僕の周りの意見を聞いてみると、過程や中身を見誤るとああいう意見になってしまうんだと思いました
何度も言って居ますが、議論が、橋下好き?、何となく大阪を変えてくれそう。そこに置き換わって、話をされることがしばしばなのです。

否決されて、SNSの流れを見ても、既得権益に負けた、子供の未来がたたれた、老人に選挙権を放棄させろ、大阪の未来が無くなった。今回の都構想の話で、何を見てたのでしょうか?
なんな内容ばかりです。

プロモーションは重要であると再認識すると共に、反対派の方が大阪を立て直すことは勿論ですが、今回住民投票で色々意見された人は、もっと政治に関わって欲しいと考えています。

現状の大阪市に不満がある、変えろと思っているのであれば、自ら動く覚悟も持って欲しい。為政者は、民衆に意思を持たれたら困るのです。

実際に動く事が重要なのです

あの顔を見ると無理と判るのですが、橋下さんには、もっと頑張って貰いたかった。これは、偽らざる本音。正の方向にあの能力が使われれば、誰も真似できない政治家になったはずだからです。

補足
言わんとしていたことの何割かが掲載されていました
自民党 長尾たかし代議士のブログから
http://blog.goo.ne.jp/japan-n/e/ba0ba5b5ee3c05d00a01292f2f383ddd